水漏れ箇所が分からない場合の業者による漏水調査方法

どこのご家庭でも、一度は住居設備で不具合を経験されたことがあるでしょう。特に多発をしやすいのが水回りであり、水漏れ・排水管の詰まりは多いものです。水漏れはそのまま放置をすると水道代金が高くなるだけでなく、床や天井・壁にも水が染み込んで大きな問題へと発展する恐れがあります。見つけ次第速やかに対処をしたいものですが、その水漏れ箇所がわからないというケースもあります。その際はどうしたらいいのかというと、専門業者に依頼をして漏水調査を実施するのがベストです。ここでは簡単の業者に依頼した際の、漏水調査の方法をご紹介していきましょう。まず実施をするのは、水道メーターを確認して水が漏れ出ていることをチェックすることです。さきに住居内のすべての水栓器具のバルブを閉めてからおこなわれ、そこから原因を突き止めていきます。超音波を用いた専用機材を使い、水が漏れている箇所を音から確認もしていきます。トイレ・浴室といった場所でなされることが多く、約1時間程度で原因を究明できるでしょう。あとは対処法を家主に報告して納得をしたうえで工事を実施するのが基本です。どこの業者でも調査をなされており、不安な場合は頼ることをおすすめします。

庭の散水栓水漏れの原因と対処方法

庭や屋外などに設置されている水道は、毎日使わないこともあり、目が行き届きにくいと言えるでしょう。さらに散水栓は地面に埋まっていることから、水漏れしていてもなかなか気づかないケースもあります。庭の散水栓水漏れの原因として考えられる事としては、パッキンの不良がまず第一に挙げられます。蛇口本体を確認しても問題がなければ、本体とハンドルの接合部分等でパッキンが劣化している可能性が考えられるでしょう。ハンドルの根元からの水漏れであれば、ハンドル部分を取り外して三角パッキンを交換します。吐水パイプの根元からであればUパッキンを、吐水パイプの先端からであればハンドル部分を取り外し駒パッキンを交換しましょう。パッキンを交換しても収まらなければ散水栓自体に異常がある可能性があるため、新しい蛇口に交換する必要があります。DIYに慣れている人であれば、ホームセンターや通販などで材料を購入して交換することができるかもしれませんが、判断を間違えるとトラブルを悪化させる可能性もあります。このような場合には、無理せず業者に依頼することが大切です。また散水栓の水漏れを防ぐためにも、日ごろからハンドルを強くしめすぎて破損することがないように、丁寧に扱うことが大切です。周囲が水漏れで濡れていないのかなど、日ごろからチェックする癖をつけましょう。

家の外壁水漏れの原因と対策

雨漏りなどは天井からだけではなく、外壁から引き起こることがあります。家の外壁からの漏水は、室内の壁まで水が浸透するのに時間がかかるので、早期に症状を発見することが難しいといったことが多くあります。漏水が悪化すると壁紙にシミができてきたり、壁紙にカビが生えてしまったり、壁からカビのニオイがするようになったりするので注意が必要です。外壁からの水漏れの原因は外壁に使用している塗料の劣化によって引き起こることがあります。塗料が耐用年数を過ぎてしまうと、劣化が進んで防水性が低下し、雨が降ると雨水が外壁材に浸透するようになります。対策は住居に使用されている塗料の耐用年数がどのくらいか把握して、こまめに外壁のチェックをするようにしましょう。外壁がひび割れしていると、その部分から雨水などが浸食することがあります。シーリングのひび割れの場合にはシーリングの打ち直しが必要になってきます。雨水が侵入していた期間が長く、柱や壁に大きな損傷がある場合には大きな修繕工事が必要になってきます。外壁は定期的にチェックする必要があるのですが、セルフチェックで確認できない部分もあるので、5年に1回ほどの頻度で専門業者に点検を依頼するようにすると安心です。

敷地内配管の水漏れ症状と修理費用

敷地内配管には給水管と排水管があり、どちらも水漏れをすることがありますがそれぞれによって漏れた場合の症状には違いがあります。給水管とはまだ使う前の綺麗な水が通っているもので、水道管から敷地内の蛇口まで水を通しているものです。ここから水が漏れていると水道料金が高くなったり水漏れ音が聞こえたりするほか、床・壁・地面が濡れていることに気づくこともあります。また排水管とは使用後の汚れた水を流すためのものです。洗面所や台所、トイレなどの水を敷地外に流すために欠かせないものとなっていて、漏れていると臭いが出ることがあります。敷地内配管の水漏れを直すための修理費用は、それぞれのケースによって異なります。敷地内にある建物の上水道の配管の場合、壁の中や床下にあるところから水が漏れることがあるものです。それらの修理をする際には3万円以上かかることが少なくありません。一方建物の外にある地中に埋まっている水道管の水漏れを交換にて修理する場合には、4万円から6万円ほどがかかるといわれています。排水管から漏れている場合の修理費用もそれぞれのケースによって異なり、簡単なものなら1万円程度で直せることもありますが、床下や地中の場合にはより高くなります。